ライ麦畑をさがして

ライ麦畑をさがして (竹書房文庫)

ライ麦畑をさがして (竹書房文庫)

去年、DVDを借りて観た映画。『ティファニーで朝食を』と一緒に観たっけ。多分。
原作なのかと思ったけど、検索しても見つからない。「編訳」とあるから脚本みたいなのをまとめて翻訳したのかも。

映画の内容を覚えていたので大体そのように話が展開して行く。ほとんどと言うか、全く同じ。
でも、なんかラストは違和感があった。あんなふうに在り来たりな感じで終わってしまって良いのか?
まあ、ありふれた存在である「我々」にはお似合いなのかも知れない。

映画としては大して良いとは思わない代わりに、微笑ましいところもあって嫌いではない。
パターソン先生役で作者のショーン・カナンが出ていたらしい。イメージが……。

ちなみに、『かもめのジョナサン』、『星の王子さま』、そして『ライ麦畑でつかまえて』は三度ずつ読んだ。最近また「ライ麦」が読みたくなって来た。