涼宮ハルヒの憂鬱

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

今年通算50冊目。今月5冊目。冊数を稼ぐためにラノベ作戦。

今更ながら。買ったのはいつだったか？
作品の中の時間は丁度今頃。4月から5月下旬にかけての話。
アニメではぶつ切りにされながらも印象的な「憂鬱」だったけれども、こうやってちゃんと読むと意外と、と言うか当然すっきりした話になっている。このページ数にしては色々と盛り込んであるけれども、盛り込み過ぎていないところが良い。かと言って伏線がない訳ではない。とても上手いバランス。

主人公は勿論、ハルヒな訳だけれども、一番活躍しているのはやはり長門のような気がする。キョンも出ずっぱりなので彼が語り部にして主人公という見方もあるんだろうけど、それだと美少女ゲームみたいかな。