風の歌を聴け

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

2周目。最初に読んだのは1年以上前。


大まかな流れはともかくとして、細かいところは結構忘れてしまいます。
なもんで、細かいところで結構心を打たれてしまったり。
「ああ、こういう話だったのか」と。1作1作と言うよりも作品全体で見た方がよく分かる。
象とか、井戸とか、そういう村上作品に普遍的なモチーフが最初から出て来ているというのも面白い。


ファンの間では80年代派と90年代派に分かれるそうですが、私は比較的前半が好き。
「ねじまき」は90年代だけれども。